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![]() ★第5回★「おされ読書、如何に。の巻」 ![]() 暑くても寒くても、忙しくても忙しくなくても、寝る前に少し本を読みます。習慣化されているので、むしろそうしないと落ち着かないだけなんですが、最近はハイセンスぶって、シチュエーションにこだわってみたりもしています。たとえば。 1 香を焚いてみる 2 キャンドルのロマンチックな灯りの下で読んでみる 3 ミントティーを飲んでみる 4 BGMにクラシックを流してみる 結果。 1は別に、普通にいい感じです。ローズだろうがココナッツだろうが、特に変わりはありません。2は暗くて読めたもんじゃありません。やっぱムードより蛍光灯のシャキーンとした明るさが必要です。3はトイレに立つ回数が増えて、若干気が散ります。あと下手すると寝つきに響きます。4は集中できません。ええいうるさいわ、となります。 というわけで「煌々とした灯りの下で、香だけは焚いても可」状態で読んでいる報告でした。 さて、「本棚を見られるのって、アタシ(オレ)の性格が全部見抜かれちゃいそうでヤダ!」という話、よく聞きます。こうやって羅列している私めも、恥ずかしくないワケじゃないワケですが、でも実はあんまり気にしてません。文系にしてはその辺が鈍いのかしら。それとも実は文系じゃないのかしら。 それではリストです。(~2006.8.9) 『さようなら、私の本よ!(大江健三郎)』『浄夜(花村萬月)』『愛するということ(小池真理子)』『スナーク狩り(宮部みゆき)』『バニシングポイント(奥山貴宏)』『遠くて浅い海(ヒキタクニオ)』『震度0(横山秀夫)』『瞽女の啼く家(岩井志麻子)』『東京ライオット(戸梶圭太)』『LOVE(古川日出男)』『anego(林真理子)』『七号病室(三沢知廉)』『空中庭園(角田光代』『あの道この道(吉屋信子)』『下妻物語 完(嶽本野ばら)』『イッツ・オンリー・トーク(糸山秋子)』『死後結婚(岩井志麻子)』『一千一秒の日々(島本理生)』『修羅場のサイコロジー(本橋信宏)』『何が彼女をそうさせたか(本橋信宏)』『袋小路の男(糸山秋子)』『十七歳、悪の履歴書(渥美饒児)』『ススキノハーフボイルド(東直己)』『AV時代(本橋信宏)』『ニート(糸山秋子)』『海の仙人(糸山秋子)』『逃亡くそたわけ(糸山秋子)』『シシリエンヌ(嶽本野ばら)』『ニューヨークバナナ(マイク・フェイダー)』『アンボス・ムンドス(桐野夏生)』『アッコちゃんの時代(林真理子)』『宮崎勤裁判(佐木隆三)』『愛と死を見つめて(河野実/大島みち子)』『クワイエットルームにようこそ(松尾スズキ)』『ヘルタースケルター(川村カオリ)』『私という運命について(白石一文)』『素敵なダイナマイトスキャンダル(末井昭)』『スイッチを押す時(山田悠介)』『夜市(常川光太郎)』『すべて世はこともなし(永沢光雄)』『スキップ(北村薫)』『ターン(北村薫)』『リセット(北村薫)』『東京タワー(リリー・フランキー)』『肝、焼ける(朝倉かすみ)』『鈴木いづみプレミアム・コレクション(鈴木いづみ)』『秘密(東野圭吾)』『魍魎の筺(京極夏彦)』『聖ジェームス病院(久間十儀)』『大人失格(松尾スズキ)』『黒い朝、白い夜(岩井志麻子)』『義八郎商店街(東直己)』 52冊。かな? いつからいつで52冊なんだかわからなくなるので、今回から日付を入れてみました。 ちなみにこの中で特に印象に残ってるのは『夜市(常川光太郎)』と『肝、焼ける(朝倉かすみ)』。両方小説です。初めて読んだ作家さんだったのもあるけど、かなりおもしろかった。 それと、あまりに独り言すぎて反響も見えませんので、こっそりとメールアドレスを公開してみようと思います。miyokawa@byakuya-net.co.jpまで、よろしければご意見・ご感想くださいませ。次回も読み倒してやります! ![]() |
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